花の都、芸術の都、華やかなイメージのパリを含めて、フランスにあこがれる人は多い。
現在フランス語コーディネーター&同生活文化研究家として活躍するYokoさんもその一人。
元々旅行好きで、青春時代はバブルの時代と重なり、欧州旅行や語学習得に興味を持った。
「パリを訪れて、ますますとりこに」とYokoさん。
だが1995年の阪神淡路大震災で状況は一変、仕事を失い、通っていたフランス語の教室も間もなく再開はしたが、「習得するなら中途半端ではだめだ」と考えを改めた。
そんな折、神戸海星女子学院大学でフランス語検定取得者など、すでにある程度のフランス語学習経験者対象の特別入試枠があることを、小さな新聞記事で知った。
「運がよかったのでしょう」とほほ笑む。
同校入学後、勉強の傍ら、神戸北野のカフェでフランス児童文学講読、絵本翻訳講座などを開催した。
4年目の最終学年には大学の制度を利用してフランスへ留学、リヨンカトリック大学に在籍した。
帰国後、神戸のインテリア関係の会社での輸入販売業務を皮切りに、マカロンで有名なパリの老舗洋菓子メゾンの日本上陸に伴い東京に居を移しギフトラインを担当、その後広島のある美術館でフランス人美術史家のサポートなどを行なった。
その傍ら、休暇ごとにフランスに短期滞在し、同国の知人たちとの交流をはじめ、
名前をあまり知られていないような小さな美術館や田舎の小さくて美しい村巡りを通して、様々な角度からフランス文化を体験し、その時にその国の言葉を話せることがより深い理解へと繋がることを実感した。
それら体験したこと、知った文化を、フランスが好きな人に届けたい、
そんな思いから、いろいろな講座や絵本などの読書会を開催、「星の王子さま」を少しずつ原文で読んだり、Yokoさんが厳選したお菓子で講座後にティータイムを取り入れるなど、一味違った講座が現在人気を博している。
問い合わせは下記、Yokoさんへメールを。
:yokooceanne@gmail.com
(2016年9月現在) (堀)
クリックお願いします
にほんブログ村
コメント