11月から始まった垂水商店街振興組合主催の第3回「得する街のゼミナール」。
3年目を迎え「まちゼミ」として定着してきた同イベントは、
店で働く人が講師となって専門知識やプロのコツを教えてくれるミニ講座。
31講座中、今回は11月20日「魚菜酒蔵 だいがく」で行われた、㉗「活蛸料理&魚おろし」を受講した。
開始時刻の午後2時には参加者が集まり開始。
垂水の眼下に広がる明石海峡は豊富な栄養と早い海流で、身が締まっておいしい魚がとれることから、
日本でも指折りの漁場として有名。
今回板前の中島さんに教わるのは、活タコの下ごしらえとタイのおろし方。
初めはタコの塩もみの仕方から始まった。
活きのいいタコ
活きのいいタコは箱から出された途端、持つ手に絡まるほど元気がよく、
思わず及び腰になる参加者に、
「普段はこんなに活きのいいタコを使うとないから安心して」と中島さん。
タコを調理、包丁を入れる
手でもむと生臭いにおいが手につくので、スーパーの袋を使う合理的な方法を伝授。
「タコは足を1~2本ずつもむのがいいですね」。
軽くもむだけ、約5分
タコと塩を袋入れて、力を入れずにもむ。
白い泡がたったタコ
細かい白い泡が出てきたら、それを水洗い。
沸かしたお湯で、短時間さっと湯がく。
思ったより短めなゆで時間
もみ方が足らなかったり、きつくもみ過ぎると皮がボロボロになるので注意。
重ならないように
湯がいた後は重ならないように冷ます。
その間にタコの頭の調理。
スミ袋を破らず取り出す
スミは栄養もなくおいしくないので取り除く。
湯がくのはちょっと長めにしっかりと。
経験者も初めての人も、仕方とその理由を聞いて納得。
「今度は家でやってみます」と満足げだった。
次にタイのおろし方。
これもスーパーの袋をかぶせてのウロコ取りから。
包丁の入れ方、切り方などを教わった。
タコは包丁を波打たせながらそぎ切り
最後にタコ料理の試食をしながら、それぞれの疑問を中島さんに質問。
垂水の魚を使った魚料理の達人への第1歩を踏み出せたかな?
参加者には今年から商店街のクーポンがもらえます
(2015年11月) (堀)
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