トップ「舞子のえべっさん」の、舞子六神社の紹介を少し。
創建は古記録が失われているのではっきりとはわからないそうですが、
神具の刻銘から元禄2年(1689年)まで遡ることができるそう。
山田村と呼ばれていた舞子の鎮守として、現在も信仰を集めています。
本殿に祀られている六柱の神、
イザナギ、イザナミ、アマテラス、ツクヨミ、スサノオ、ヒルコ(蛭子)の神々。
夫婦神と兄弟神、平たく言えば神様の家族です。
その中の蛭子大神は、神生みの儀式を違えたため、
不完全な形で生まれ、海に流されたといいます。
本殿に祀られているのに、その横にも蛭子社あるのはなぜでしょう。
実は淡路島が国生みの島ということで、
舞いこむ浜=舞子のこの地に流れ着いたという一説があり、
この蛭子社は、海の波打ち際のごく近くにあったそうです。
海が荒れると被害があり、それが重なったため、安全な六神社の境内に引っ越されたそう。
蛭子、大黒の両石像は、昭和40年にここに寄贈されました。
愛徳学園の地は、もと外国人の別荘があったところで、
そこに置かれていたものだそうです。
また蛭子像の横の大きなエノキは、
西国街道の一里塚の目印の木だったとも言われ、
江戸時代、落ち葉を燃料にしたり、
エノキの軽い性質を利用して、枝を削って魚を採る浮きにしたりと、
地元の人たちの生活に役立てたそう。
地元とともにあった神社だったんですね。 (堀)
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