きれいになりたい、これは女性なら誰でも思うこと。
基礎化粧にはじまって、ファンデーションやアイメイク、口紅の使い方など、情報はあふれるほど世間に満ちている。
自分にあった化粧品を探したり、新製品や流行りの化粧法の情報収集を楽しんでいる人も多い。
ただその中で、最近急増しているのが化粧品のトラブル。
アレルギーのもとになったり、肌への美白効果のはずがシミになったりと、大きなトラブルのニュースも記憶に新しい。
実際、自分が美しくなるメイクアップには力を入れるが、それらが引き起こすマイナス面には余り気を使わない人がほとんど。
「肌の質は個人的に大きな差があリます。それを見極めてその人にあったケアをすると、驚くほど変わります」と話すのは、エステティシャンとして活動している國方梨絵さん。
もともと普通の会社員として働いていた國方さんが美容の道に入ったのは、幼い時のひどいアトピーがきっかけ。
人一倍「美」に対して興味があるのに、酷い肌トラブルで「美しくなること」を断念していたが、25歳という人生の節目で一大奮起、全身美容の道に入った。
「いろいろ勉強していくうちに、ケアの仕方で驚くほど容姿や体調が変わることがわかりました」。
エステティシャンをする傍ら、数々の講義に自主的に参加し、また新しい方法を知ればそれを試してみるなど、どん欲に勉強していく中で知ったのが、「スキンケアコーチング協会」。
同会は、化粧品製造に関わっている人たちが、少しでもトラブルを減らそうと立ち上げたNPO 法人。
「どの化粧品がいい」というのではなく、現在その人が使っている商品の、その人にあった正しい使用方法や分量をアドバイスし、ニキビやシワ、シミなどを増やさない、また治すにはどうすればいいかなどの相談に応じる。
その考え方に賛同し、同会の認定コーチの資格を取得した國方さん。
「よく機械を使って、乾燥肌だとか脂性肌だとか測定しますが、その時の状況や環境、体調によって正確なことは案外わかりません」。
毛穴の状況、脂の出方、肌の色や状態などを目で見て、まず「普通」「乾燥」「脂性」「混合」などの肌質を判断、そこに個人のデータを照らし合わせて、その人にあった方法をコーチする。
今までと一緒の化粧品を使っていても、用い方などを変えるだけで、驚くほどの効果があるという。
「アトピーで苦労したから、困っている人の力になりたい」。
その思いから、この活動は仕事としてでなく、あくまでもボランティアで取り組んでいる。
最近では自分の店であるエステサロン「ボート・エ・サンテ」を開放、仕事の合間に相談に応じている。
コーチ希望者の来店相談だけではなく、出張相談にも応じる。
【Data】
垂水区御霊町4-13 境ビル3階
電話 078-705-1332
ボティ&フェイシャルケアサロン「ボート・エ・サンテ」内 國方梨絵さん
「スキンケアコーチング」の件で、と問いあわせてください。 (2014年4月現在) (堀)
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