今年も木下家におひなさまが飾られました。
昭和14年に購入されたものだそうですが、
緋毛氈ではなく、一段ずつネル(布の種類)が敷かれています。
理由はわからないそうです。
内裏びなの並べ方には諸説がありますが、
平安時代の陰陽の考えから、左が『陽』で『天使南面』、
本来、男びなは向かって右でしたが、
明治天皇が婚礼の折、国際儀礼で右(向かって左)に立たれたことから、
ひな人形もそれに倣うようになったとか。
でも「左近の桜」や『右近の橘』、『左大臣(年寄)』『右大臣(若者)』はそのまま。
向かって右側に『陽』が飾られます。
お内裏様から見ての配置だからという人もいるみたいですね。
三人官女の真ん中は、眉なし、お歯黒ですが、
既婚者というのではなく、年長者ということらしいです。
旧木下家住宅 ひなまつり 2月8日(土)~3月12日(水)
2月は10:00~16:00 3月10:00~17:00
休館日 月曜日
電話 078-787-2050
(県立舞子公園内 木下家にて)
(2014年2月5日)(堀)
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