第1回神戸垂水まちゼミ(垂水商店街振興組合)が、11月6日から始まった。
まちゼミとは「得する街のゼミナール」の略で、プロならではの専門的な知識や情報、コツを無料で学ぶことのできる少人数制のゼミのこと。
10年前に地域活性化のためにと愛知県岡崎市で10店舗ほどの参加で始まった同ゼミだが、実績が評判を呼び、今では全国の商店街で広まっている。
これにならって、垂水の商店街でも「店側とお客さんとが気軽に話のできる関係を築いて商店街をもっと元気にしたい」と垂水商店振興組合が立ち上がり、2度のまちゼミの説明会を開催して参加店を募り、今回のまちゼミの開催となった。(20店舗が参加)
今日開催された2つのゼミに参加した。
まずはフジウラカメラの藤浦社長にカメラの基礎を教えてもらった。
運よく?この回の受講生は1人だけ。
写真を撮る時に大切な「明るさ」について、シャッタースピードや絞りのことを丁寧にゆっくり説明してもらった後は、いつも使っているカメラの効果的な使い方もアドバイスを受けた。今まで使いこなせていなかったカメラの機能を教えてもらって、撮るのが楽しみになってきた。
「デジカメは気軽に撮れるからこそたくさん撮って、お気に入りをプリントするのがおススメ」と藤浦さん。「写真の構図の決め方や光の当たり具合など、被写体が同じでも少し変えるだけですごくいい写真が撮れる。分からないことがあればぜひ気軽に相談してほしい」
午後からは、和田商店又江社長による旬の野菜の講座。
産地を伏せて大根、ミカンの食べ比べをしたり、美味しい野菜や果物の見分け方などスーパーで値段だけを見て買うのでは、全く分からなかった興味深い話が満載。
「今どこの産地のものが旬なのか、どんな調理法が合うのかなど、持っている知識をどんどん伝え、またお客さんの要望を聞いていきたい」と又江さん。
専門店のスタッフはそれぞれがその道のプロ。
自分たちの売っている商品に自信を持ち、少しでもお客さんにセールスポイントを伝えたいという熱意がこもっている。
まちゼミは生きた勉強のできる貴重な場として、大いに注目したい。
神戸垂水まちゼミは30日まで開催申し込みは各店舗まで
(大道)
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