苦労は2倍でも喜びは無限大～チェリーキッズ(多胎児のためのバザー)～

１０月８日、チェリーキッズ主催のリサイクルバザーが、垂水年金会館大ホールで行われた。
  開始時刻の前からすでに行列が
子供服、おもちゃなどのバザーはどこでもよく行われているが、このバザーは多胎児のために特化したもの。年に２回春と秋に行われていて、神戸市だけでなく、西宮市、高砂市また淡路島からなど、ネットで情報を聞きつけ、毎回大勢の多胎児を持つファミリーが集まる。
  あっという間に、会場は人、人、人
　チェリーキッズクラブが発足したのは、2000年。多胎児を持つママ達が、小さな部屋から始めたバザーも回を重ねるごとに出品者、利用者共に増え、毎回100組ほどの親子が訪れる大規模なバザーになった。ここまで大規模な多胎児のためのバザーが行われているのは全国でも珍しい。 双子だけでなく３つ子ちゃん、プレママさんも参加。
 　 双子用ベビーカーもここでは当たり前

現在代表を務める中村智江さんは4代目。自身も小学4年生の男女の双子のママ。
「双子特有の悩みを話し合って『わかる！』と共感してもらえるだけでもホッとする」と話す。
「バーゲンではなかなか同サイズのものが揃わない」「双子用のベビーカーを押してゆっくり買い物ができない」そんな悩みが多い多胎児ママ達もここでは、存分に服選びができる。
　　  ママは服選びに必死
　 　　　  双子ちゃん大集合
出品しているのももちろん、先輩の多胎児ママ達。
 
物を選びながら、子育てのちょっとしたコツを聞いたり情報交換等も行われている。 
　 　 　 何でもふたつずつ
「愛着のある服を2人お揃いで着てほしい」思い出のたくさん詰まった服に寄せる先輩多胎児ママ達の想いは、次の多胎児ママ達へと受け継がれていく。
次回開催は２０１４年５月（日にちは未定）
(２０１３年１０月現在)　（大道）
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