いかなご漁解禁と相前後して、垂水、明石沿岸部では生わかめの収穫がおこなわれる。
わかめ漁は、いかなご漁よりももっと海岸近くで行われるので、
肉眼でもその作業の様子が手に取るように見える。
![P2280931_convert_20120301212704.jpg](https://tarumitoybox.com/wp-content/uploads/2017/09/P2280931_convert_20120301212704s.jpg)
わかめを引き上げると、小舟が傾きそうになることも。
また大蔵海岸(明石)などでは、10mくらいの長い竿を垂らして、
自分でわかめをとっている人もよく見かける。
茶褐色の生わかめを熱湯にくぐらせると一瞬で鮮やかな緑色に。
![P2290965_convert_20120301212836.jpg](https://tarumitoybox.com/wp-content/uploads/2017/09/P2290965_convert_20120301212836s.jpg)
ふわっと沸き立つ磯の香りが早春の訪れを感じさせてくれる。
生わかめは、塩蔵わかめや乾燥わかめと違い、弾力とぷりぷりした触感がある。
買ってきた今日は、ちりめんじゃこを添えてポン酢でさっぱりいただくことに。
![P2290968_convert_20120301212907.jpg](https://tarumitoybox.com/wp-content/uploads/2017/09/P2290968_convert_20120301212907s.jpg)
別名ミミチともいわれる茎わかめは、細かく刻んでつくだ煮にしたり、
いかなごと一緒に炊いたりとお弁当のおかずにもなるので、おすすめ。
![わかめのおかか煮](https://tarumitoybox.com/wp-content/uploads/2017/09/P3010969_convert_20120301212944s.jpg)
寒い毎日でも確実に春は近づいている。食卓に春を感じられるのが何よりうれしい。
(2012年2月) (大道)
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