地域住民プロデュース、本格カフェ登場!~たもん・センター・カフェ!~多聞台4

1964年から入居が始まった多聞台団地。
垂水区では阪神間のベッドタウンとして、明舞や上高丸などとともに栄え、
一時団地住民は、同区住民の30%以上を占めたほど。
だが近年は高齢化が進み、また人口の減少など、
どの団地も、地域住民の交流不足が大きな問題に。
そこで多聞台地区では2014年、神戸市と地域で「多聞台団地再生協議会」を結成、
アンケートを実施し、それをもとに「多聞台の未来をみんなで一緒に考える会」など、
皆で検討を重ねた結果、昨年(2016年)11月、多聞台団地センターの空き室を利用して、
地域住民が運営するコミュニティカフェ、「たもん・センター・カフェ!」をオープンした。
1702 多聞カフェ01
コミュニティカフェといえば、ボランティアで運営する「住民の憩いの場」と思われがちだが、
同カフェは利用者のためだけでなく、働く場としての役割も視野に入れ、
いずれ軌道に乗れば、スタッフとして地域住民の雇用を考えているそう。
「そのためには、店で出すメニューは妥協せず本格的なものを」と、
萩原コーヒーから豆を仕入れるとともに、そこで本格的なコーヒーの入れ方を学んだ。
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コーヒーも本格的。
メニューのカレーやスイーツも地元住民の料理名人が担当、ひと味違ったものが。
またブレッドメニューは、最近人気急上昇中の地元多聞のケーキ屋さん、
Butterflyeffect (バタフライエフェクト)」から仕入れる。
1702 多聞カフェ02 メニューにもそれぞれこだわりが。
「このクロワッサンがおいしいと、Butterflyeffect に通うようになった人も」。
地域と連携して、活性化を進める。
またカフェ内に、子供が絵本を読んだり遊んだりできるスペースを作り、
若い家族も気軽に訪れることができるよう配慮されている。
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絵本やお絵かき道具もあって子どもにも優しい
毎週木曜日の10:30~11:30には地域住民が絵本の読み聞かせや、
紙芝居を行う「おはなしひろば」が人気。
「店内の内装を住民の手で行い、備品も寄付していただいたり」
1702 多聞カフェ07 地域の情報も提供
地域住民が、自分たちの手で作った同カフェ、
これからもこの場を足掛かりに、様々なイベントも開催していく予定。
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地域の人が講師になって
ジップロックで手軽に「みそつくり」、2月26日のイベント。
なお、地域住民以外でも大歓迎だそう、興味のある方はぜひ。
【Data】
垂水区多聞台4-14-2 多聞台団地センター
(神戸市バス・山陽バス54系統「多聞団地センター」バス停前)
電話 078-785-7030(多聞台地域福祉センター)
フェイスブック たもん・センター・カフェ!
オープン日  木・金・土曜日 10:00 ~18:00
(2017年2月現在)        (堀)
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